英国菓子にあう最高のブレンドティーを求めて私たちはイギリスの湖水地方で200年以上続く歴史あるティーハウス ファーラーズと代理店契約を締結しました。
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1819年、茶葉と珈琲豆、砂糖を扱う商人であったジョン・ファーラー氏によって、イギリス湖水地方の玄関口であるケンダルの街で、ティー&コーヒーハウスとして「ファーラーズ」は生まれました。現在でも店舗として使われている建物は 17世紀に建てられたもので、イギリスの重要建造物として登録されている特別なティーハウスです。当時から続くファーラーズのシグネチャー(代表)ブレンド、中でもレイクランドスペシャルは湖水地方のホテルやカフェで最も親しまれています。湖水地方は軟水地域のため、日本のお水でも英国と変わらない味をご家庭でも楽しむことが出来ます。
湖水地方はどんなところ? 〉
ブリティッシュ・プライド代表
/スリーティアーズオーナー
新宅久起さんがご紹介
イングランド北西部、大小いくつもの湖が点在し山々が広がるイギリス最大の国立公園が湖水地方です。このエリアは「イングランドで最も美しい風景」と評されますが、その美しさにはイギリス人の自然への想いや田園への憧れが詰まっています。
18世紀、産業革命に伴う開発の波がイギリス全土を飲み込んでいきますが、ピーターラビットの作者であるビアトリクス・ポターの尽力もあって、湖水地方はその美しい景観を守り続けました。その後、詩人ワーズワースをはじめとする文化人が湖水地方をモチーフにした作品をこの世に送り出し、イギリス人にとってこの地が自然と共に生きることの大切さや暮らしの質の大切を教えてくれる特別な場所になっていたのです。
平坦な地が多いイングランドの他のエリアと異なり、湖水地方は山々が連なり、その斜面ではハードウィック種の羊たちが静かに草を食んでいます。湖水地方はまたイングランド内で特に雨が多い地域として知られますが、雨上がりの雲の間から光が差し、刻々と表情を変えていく風景は特別なもの。ポターや文化人たちも魅せられたこの風景に出会うために、旅行者やウォーカーたちが絶えず訪れます。
レイクランドスペシャルの魅力は? 〉
イギリスで飲む紅茶はなぜこんなにおいしいの!?
イギリス、特に中部から北部イングランドを旅行するとそう感じることがよくあります。これは、この地域の水質が日本人にとって馴染みのある軟水のエリアであるということ(ロンドンから南部は硬水のエリアが多い)、そしてこだわりの紅茶商たちがその水質にあわせたブレンドを提供してきたからなのです。
200年以上も前から湖水地方で紅茶商を営んできた「ファーラーズ」も、この地方の水にあわせたブレンドを作り、提供してきました。数多あるブレンドのなかでファーラーズのシグネチャーブレンドといえるのが「湖水地方」の名前が冠された「レイクランド・スペシャル」。湖水地方にある多くのホテル、ティールームが使用しているこのブレンドはほどよい渋みと甘味が特徴で、さらにミルクを加えると絶妙の味わいになります。