観光庭園「English Garden ローザンベリー多和田」がバラのシーズンを迎えます。
今年で開拓から23年目を迎えます。5月に福山市で開催される「第20回 世界バラ会福山大会2025」のポストツアー先にも選ばれました。
海外からも注目される緑豊かな「バラと宿根草の庭」へ、心を満たす癒しの時間が皆さまをお待ちしています。
「いつか自分の庭を造りたい」
一人の女性が思い続けた夢は、2003年この静かな「多和田の地」と出会い、動き出しました。 コンクリート会社の採石場だった場所は、長年放置されていた為、開発当時は背丈ほどの草が生い茂っていました。庭を造ろうと掘れば30cm掘っただけで岩盤にぶつかるほど岩だらけ。庭造りは開拓になり気づけば8年もの歳月が過ぎていました。
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メインエリア「バラと宿根草の庭」
メタセコイヤや枝垂れカツラ、フラミンゴカエデ、菩提樹など緑豊かな木々がエリアを取り囲み、中にはクレマチス、ハナショウブ、ルリトラノオなど沢山の宿根草(ペレニアル)が植栽されています。色とりどりの華やかなバラと調和する美しい風景は、当園を象徴するメインガーデンです。


周りの山々も借景にした風景は圧巻です。アンブレラのようにバラが仕立てられています。また小さな小道がいくつもあり、思い思いにガーデン散策をお楽しみいただけます。
<写真2枚目>
バラの小道…2018年の大型台風でヒマラヤスギが13本も倒れました。日当たりの良い場所に変わったため、植栽を見直して生まれた小道です。
<写真3枚目>
人気のエリア「ローズガーデン」
イギリスの伝統技法ドライストーンウォーリングの石積みに囲まれた中には、約60種類のイングリッシュローズを中心に植栽され、人気のエリアとなっています。ブルーを基調としたブルーサルビアやラベンダー、ハーブなどが一緒に植栽され、色とりどりのバラたちを引き立たせています。


写真1枚目>エリア内は、中国のアンティークレンガで舗装され歩きやすく、またゆっくりと寛げるベンチも設置されています。
写真2枚目>全体の景観が見渡せるようにブッシュ仕立てのバラたちは低く管理され、背景側の柵に誘引された「つるバラ」も綺麗に見渡すことができます。
写真3枚目>ドラゴンやガーゴイルたちが、ローズガーデンを見守ります。
貴重な野生種に出会える「アジアンローズガーデン」
バラ研究家上田善弘氏が収集した中国、ラオス、インドの貴重な野生種を中心に植栽したエリアです。中国のバラが中心で、四季咲きの現代のバラの起源になる中国の栽培バラ、さらにその基になる中国の野生のバラをメインに植栽しています。
※園芸品種よりも早く咲く品種が多く5月上旬~下旬に見ごろとなります。
◇バラ研究家:上田善弘氏プロフィール
1956年滋賀県生まれ。千葉大学園芸学部卒、農学博士。バラの遺伝資源探索のため、中国を始め、イランやラオスなど数多くの国を訪問・調査。著書には『園芸「コツ」の科学』(講談社)、『バラ大図鑑』(NHK出版)他多数。岐阜県立園芸アカデミー客員教授・前学長、ぎふワールドローズガーデン理事、バイオフィリア緑化研究所副所長。世界各地で開かれるバラの品評会の審査員も務める。2025年「第20回世界バラ会議福山大会2025」世界バラ会議推進プロジェクトマネージャーを務める。

Enjoy the Roses! もっとバラを楽しもう

電車(有料)に乗ってゆっくりと楽しむのがお勧めです!
@ローザン鉄道ミルキーウェイ


@クラフト体験工房

ローズアフタヌーンティー 3,850円
@カフェ EASY TIME

神秘的な風景に出会える「朝バラガーデン」 開催/5月14日(水)~6月1日(日)
バラがもっとも華やかに咲く時季。
夜露が朝陽に照らされて輝く風景。小鳥のさえずりを聞きながら特別な時間をお楽しみいただけます。
・開催日/2025年5月14日(水)~6月1日(日) ※火曜日・5/28(水)は開催なし
・時間/7:00~9:30(9:00 最終受付)
・入場エリア/ガーデンのエリアのみご鑑賞いただけます
・料金/早朝入園料
・その他/普段は持ち込みできないカメラの三脚も、このイベントだけはご利用いただけます!
美しい風景を求めて、写真撮影をお楽しみください。


日時/5月17日(土) ~ 5月26日(月) ※火曜は無し
8:00~9:30(L.O.9:00)
@シェフズ バイ ローザンベリー

8:00~9:30
@TEA PASTRIES
Enjoy the Roses ~Rosa and Berry tawada~
